○○リサイクルのお兄さん
とある案件を遂行するため、リサイクルし、作戦資金を捻出せよ。
決行前日、隊長の妻は、隊員の息子よりゲームの攻略本、ゲーム、鉛筆などを用意していた。
当日、隊長補佐は燭台や未使用の鍋、まな板などを準備。
メインは、物置にある五月人形、子供のスキーセット4組、ゴルフセット2組など。
11時、○○リサイクルのお兄さんと対峙した。
「五月人形は値段つかないねぇ。でも、持っていくよ。」
新品のボブスレーあるけど、どう。
「まぁ、タダで持っていくわ。」
不要なものを持っていってもらうだけでもありがたい。
調子に乗り、古い水槽を出す。
「うん、ダメだねぇ。」
「虫かご、飼育ケース、赤ちゃんのおもちゃ、全部ダメだねぇ。」
「スキーセット1組は古いし、ゴルフバッグ2つは擦れているからダメだねぇ。」
この2つだけは持っていってほしかった。
捨てるのに困る。
戦果は燭台、500円。
スキーセット、2000円。
ゴルフセット、500円。
小物雑貨、500円。
合計3500円だった。
色々な品を買ってくれたリサイクルのお兄さんを見送り。
しぶしぶ不要なものまで持っていってくれて3500円とはびっくり。
隊長の妻と作戦の成功を大喜びした。
持っていってくれなかった飼育ケースを見てみると、ケースの横に子供の字で、
大きいバタよう。小さいチイロギ。と書いてあった。
多分小学校1,2年生の頃の品だと思う。
当時の我が家には、バッタ、コオロギ、チョウ、トンボ、クワガタ、セミ、ミズスマシ、アメンボウ、タガメ、オタマジャクシ、ヤゴ、ドジョウ、エビなどがいました。
更に、熱帯魚の水槽が4台、淡水と海の魚がいました。
+金魚鉢。
世話は全部私でした。
懐かしい品を見て、あの時の頃を少し思いました。
どおりでひげも白くなってきたわけです。
作戦資金は捻出できました。
あとは、4日後の計画を決行するだけです。
6月19日、案件日。
本日は父の日。
家族のために、タダで寿司を握る日です。
そのためにリサイクル作戦を決行しました。
日々の食費は大変なものです。
色々努力しています。
今日のように。
無理をきいてくれた、○○リサイクルのお兄さんに礼を言いたく、前回のブログに追伸するよう書きました。
父の日、息子は旨いと言っていましたが、本当に美味しいと思っているのは妻と私ではないでしょうか?
1番のプレゼントをくれたかもしれない、○○リサイクルのお兄さん。
ありがとうございます。
ごちそうさまでした。
そして、来年もよろしくお願いします。
再度、水槽とゴルフバッグ、スキーセット1組を用意して作戦を計画中です。
家族のために寿司を握った。
休日の日曜日の夕食は、結婚してから私が作るのが日課。
本日は父の日だが、変わらず夕食を作った。
たまたま父の日なので、奮発して寿司を握った。
米は先日結婚祝いに送ったIH炊飯器で炊いたもの。
極上モード+水加減に寿司目盛りあり。
早速炊いてみた。
やっぱりうまく炊ける。
○○デンキ、ありがとう。
そして電力を供給してくれる古巣の皆様、ありがとう。
ネタを用意し、いざ、握りへ。
だいぶうまくなってきたが、まだお金は取れないようだ。
残念である。
転職もできない。
子供、長男からのプレゼントは珍味。
次男からはなし。
いつものことである。
以前、ユネスコに募金したからいいか。
家族で乾杯の後、1つ目の寿司を食べ終えた息子に、こう約束の台詞を切り出した。
(前回のブログでの約束を守った。(*^▽^*))
いつもより、高い米を買ったので旨いか?
うん、旨い。
シナリオ通りだった。
良い14回目の父の日だった。
○○デンキで見つけた炊飯器、極上モードあり。気になって買ってみた。
結婚15年目のプレゼントは炊飯器。
コードの不具合でずっと鍋で炊いていた妻。
お疲れさまでした。
ガスは美味しいと聞いていたが、何故か普通だった。
ここ数年景気が悪く、安ワインでのお祝いだった。
いつものワイン換算、37本分。
まさに清水の舞台から飛び降りる覚悟のプレゼントだった。
炊いてみた、極上モード
以前の炊飯器はマイコン制御、ガス釜を経て今日のIH型炊飯器。
なんと、極上モードあり。
炊いてみた。比べてみた。食べてみた。
いつもの米がもちもちして美味しい。
米を変えたようだ。
ちなみに、普通モードで炊くと普通である。
日本の技術は素晴らしい。
改めて実感する。
米農家の皆様も喜んでいるに違いない。
そして、古巣の電力マンの皆様も。
でも、省エネになっていますけどね。
親子で腹八分目
息子たちよ、食べすぎには注意。
家計のことも考え、2杯までを心がける。
背も横幅も腹のでっぱりもまだ勝っている。(小さくよし)
いかん、写真からも完璧にメタボになっている。
〇〇先生、よろしくお願いします。
抜くのは背だけにしてほしい。
早寝、早起き、軽い運動、猛勉強、白飯は1杯。
しっかり咀嚼することを目標にしてほしい。
食べ過ぎは父のようになる。
厳禁である。
ご飯を食べてから、腹減ったと言わないように気をつけよう。
何故か妻の背と体重は2年前に抜いたようだ。
今度は息子たちにいつもより安い米を極上モードで炊いてみよう。
そして、こう言おう。
いつもより高い米を買ってきたからな。「美味しいだろう」と。
たくさんの娘たちよ、幸せになーれ!
母の日の前日、カランカラン。
懐かしい女性が扉を開く。
強い風と小雨が降る夜だった。
片手を上げ、「シェフ」元気?人懐っこい顔が微笑む。
伝統~引き継ぐもの
当店のアルバイトは、10数年前から全員旭川教育大生の学生であり、当大学初めてアルバイトが今カウンターで美味しそうにビールを飲んでいる女性である。
ちなみに、この女性からアルバイトは女性のみとなり、辞める時には次の子を探してからが条件。
女性は好きだが、お客様の要望により、こうなった次第である。
ずーっと教育大生であり、これからもそうである。本当に感謝している。
店を開店してから17年、卒業アルバイトも30代後半になる。今のアルバイトは20歳前後、娘といってもおかしくない歳である。
しかし私にとっては全員が娘と思っている。
ちなみに、アルバイトの1人の親は私と同じ歳である。まだ私より若い親はいないが、近々その時が来るのだろう。
恐ろしい。
じい様と言われないように気をつけよう。
2杯目のビールを飲み終えた女性とは、卒業してからもほぼ年1回は再会し、酒を飲み語らう。まさに娘のような存在である。
もう10数年の月日が流れた。これからも、ずっとこういたい、そう願う。
この女性がアルバイトをしていた時には、週1回は私の仲間たちと飲み会に参加、次第にアルバイト以外の友達の女性が必ず2人参加するのが常だった。
飲んで歌って、楽しい時だった。まいちゃん、みさき、元気かな?
赤ワインのボトルに切り替わったとたん、待ち人、来客。
2度目となる、彼氏との再会。すがすがしい好青年である。
初めて会った時から、違和感のない、いい男だ。
早く結婚しろ。
エールを送る。
今夜も酒が進みそうだ。
次の白ワインのボトルも空いたころ、他のお客さんも見送り、カウンターに戻ると、グラスワインに移行した女性は、靴下を脱ぎ、くつろいでいた。
グラスワインも2杯目に進んだ。
今回は、このカウンターでほろ酔い加減になっている女性を中心に書いたが、今でも同様に来客してくれる素敵な卒業生アルバイトがたくさんいる。
ありがたいものである。
嬉しいものである。
卒業生アルバイト、現アルバイト、私にはたくさんの娘がいる。そう思っている。
幸せ者である。娘たちよ、幸せになーれ!
そんな気持ちを込め、日々料理を作っている。
勝手に娘と思い込んでいるだけで、娘と言ったことは一度もない。
ご両親様、お許しください。
(この他にも生寿司がありました。購入したため、割愛致しました。)
このブログを書き終えた日は、母の日。
1年間の感謝を込め、娘たちに代わり、妻に夕食を作った。
息子は母にケーキを買ってきた。
実の娘はいないけど、娘って本当にかわいいのかな?
(子供たち、近所のケーキ屋さんで購入。何故か店で鉢合わせたらしい。)
息子との母の日の食事。
今夜のお供は、お土産の泡盛。
ずしっと、胃にしみる。
一瞬、人懐っこいカウンターの女性が小悪魔に変わった。
そんな酒だった。
みお、やっぱり娘と言うには歳をとりすぎたかな?ハハハハ(^^;)
少し飲みすぎたようだ。
誕生日の朝、子供たちの朝食を作った
誕生日の朝、妻は仕事。子供たちの朝食を作った。
4の段~5の段へ上がった日の朝だった。
合計年齢が77歳の男3人での食事。
会話は「旨いか?」「これ食べるか?」そんなものである。
早く、彼女の話でも聞けると楽しいが。
息子たちよ、今日はパン食、ハムエッグに醤油をかけるのは止めてくれ
心の中で静かに願った。
(サプライズはあるのか)
突然、プレゼントでも出て来るかと思ったが何もなし。
健康が一番と自分に言い聞かしたが、今日は「父さんの誕生日だわ」
と言っている自分がいた。
子供たちから、一斉におめでとう。
嬉しいものである。
今日、何か買って来ると長男の言葉。
何もいらないと父の台詞。
何故か負けた様な気がする。
ちなみに次男は1度も両親に誕生日プレゼントを買ってくれた事がない。
しかし、母の日の贈り物やユニセフに募金をする、優しい子でもある。
美味しい食事を終え、大きくなった子供たちを見送った。
(信長様・・・ )
50歳と聞くと何故か信長様を思い出す。
敦盛の。人間50年下天のうちにくらぶれば・・・
朝から、舞って見ようかなと思ったがパジャマのため止めた。
仏壇の父と母に50歳になったと報告し家族の幸せと健康、
商売繁盛を祈り、誕生日の朝は過ぎて行った。
本日の朝食
ハムエッグ(自家製鶏胸肉のハム仕立て)
ポテトサラダ
ナポリタン
野菜サラダ
バタートースト
家庭で簡単に作れる鶏胸肉のハム仕立てを紹介します。
※1枚でもできるが、2~3枚の方が作りやすい。
余熱で火を通すのが楽なため。
作り方
①鶏胸肉は皮をとり、強めの塩を振り、ジップロックに白ワイン又は
調理酒と一緒に入れる。
※好みで胡椒、ハーブなどを入れてもよいが、ニュートラルにした方が使い勝手が良い
②鍋に水を入れ、一度沸騰させる。火を止め、5分くらい放置する。①のジップロックを入れ、皿などで重しをする。ジップロックの上部を皿より上に出すこと。
※水が入らないようにするため
※温度計があれば、65℃~70℃の温度を一定に保ちながら火を通す。②の作業を行う。
③弱火にして、約20分間火を通す。途中ジップロックを取り出し、鶏胸肉の表面の中心の色が変わったか変わらないかを目安とする。
手で押してみて、まだ弾力がないくらいでも判断できる。
余熱で火を通すため、火の入れすぎは厳禁。
④ジップロックごと、常温で冷ます。冷めたら冷蔵庫に保存すれば、1週間は日持ちする。保存の場合は、鶏胸肉は液体に漬かっており、上部の空気は抜いておくこと。
美味しく食べるには
そのままでも美味しいが、タルタールや生クリームにブルーチーズを溶かしたソースなどを添えるとパーティーのオードブルなどにも活躍。サラダやサンドイッチ、カナッペ、ピザ、ハムエッグ、麺類などのトッピングなど、万能である。
何より、安いのも家庭にはうれしいですね。(*^-^*)
豚肉や、牛肉などでも同様の方法で作れます。
簡単なので、お試しあれ。
職人
よお、職人だね。
この響き、たまりません。こぶしを聞かせて言ってもらうとさらに興奮します。
でも、一番好きな台詞は酒かもしれません。
今回は今まで出会った素晴らしい職人や、職人を目指して思うことを書きました。
憧れの職人の軌跡
ある食料品店、魚や肉、野菜等を取り扱う対面販売の狭いスペースで巧みな包丁さばきで魚を下し、刺身を作る。無口な職人がいました。そんな男のエピソードを一寸紹介します。
①アンコウを電柱に吊るし、さばく。
昔は、大きなアンコウがたくさんいました。アンコウは、吊るし切りですが、なかなか場所と設備がないとできません。その時、男は奇妙な行動にでました。アンコウの口にフックをかけると外に出て、なんと、電柱のステップルにかけたのです。アンコウの吊るし切りの始まりです。道路の上の魚の木箱には、身があふれ、みるみるアンコウは骨になっていきました。見物人は、私と近所のおばさん。
神業的な包丁さばきでした。
よお、職人だね。
きっと満足したことでしょう。
あれからその姿を一度も見ることはありませんでした。
今から、40年前の実話です。
きっと今ならインターネット上で凄いことになっているでしょうね。
『父の形見の刺身包丁。大切に保管してあります。使いたいのですが、フランス料理な のでなかなか使えません。』
ライバルだった職人へのオマージュ
社会人への第一歩は某電力会社。まさに職人の巣のような職場でした。ヘドロと油にまみれ、何トンもの発電機や水車を分解、組み立てを行う。
組み立ての精度は百分の一ミリ単位。
よお、職人だね。
職人の基礎を教えてくれた前職場、素晴らしい先輩、後輩に恵まれました。
ハンマーを振る姿、かっこよかった。怪我をしないよう、ご活躍ください。
(電力マン時代の道具。)
『1番上が、パイプレンチ:何故か懐かしい。
2番目が、+ドライバー:電気の配線では、いつも使用していました。大きな作業
では、手が震えることもしばしばでした。
3番目が、尺度定規:設計ではいつもお世話になりました。
4番目が、スケール:胸ポケットにいつも入っていました。』
※今でも全部現役です。
料理人という職人を目指す
技術屋あがりのため食を化学する、そんなイメージが先行しますが、実際は
アナログ人間で、インターネットデビューも1か月前である。
修業を含め、独立してからも厨房の中には最新設備はなく、ガスオーブンも旧式である。4年前までは、温度調整もメモリはついているが、手で温度を測る、そんな感じのオーブンでした。(-_-;)
半面、最新設備を整え、1℃まで温度設定しながら調理をするデジタル派の
料理人もいます。
また、温度は手で測る(わかる)すごい料理人もいます。食材は、見て
触っただけで美味しいかわかるつわものもいます。(^^;)
昔は、ジビエの季節などは、熟成させてからの提供が普通でした。
最近の赤肉の熟成ブームと同じですね。
昔は、勘と経験を兼ね備えた料理人が沢山いました。
食品を調理する上で、化学的な知識=数学知識を活用することは安全で正確な料理をつくる大切な要素ではありますが、料理をつくるという作業においては必ずしも必要ではありません。私の目指す料理人像は、「職人気質」
今まで出会った大勢の職人には知識だけでは裏打ちできない経験や勘を技術に変えられる素晴らしい職人がいました。
(愛用の包丁。)
『左の包丁:20年前、初めて買った牛刀です。一回り以上小さくなりました。今は、片刃にして、魚用として使っています。
中の包丁:数年前にデビューした牛刀。左の包丁とこの包丁は同じサイズでした。
右の包丁:2番目のお師匠さんにもらったペティーナイフ。』
あの日見た、アンコウをさばく父のように。
よお、職人だね
早くそんな台詞を言ってもらえるような職人を目指して
日々、努力しています。
賄い
料理店の食事。賄い。
早くて、安くて、旨い、そんなイメージでしょうか?(^-^)
しかし、厳しい修業時代の賜物であることを忘れてはいけない料理です。
そんな賄いの技を少し紹介したいと思います。
このブログが、ご家庭の冷蔵庫の残り物の活用に一役買えば幸いです。
ちなみに、賄い担当はビストロファソンオーナーシェフ。シェフ自ら(・_・;)
料理人は私一人ですから仕方ありません(*^▽^*)
当店の賄いは2~3人前の少数。
お客様に提供出来ない、肉のスジや小間切れ、魚のアラ、野菜の切れ端などを利用。
また、安くて美味しい食材を探して活用する2パターン。
しかし、魚のアラでだしを取ることもしばしば賄いに使う事の方が少ないかもしれません。活躍するのは野菜の切れ端、常時20種類はあるでしょうか。皮や根まで利用してジュースを作っています。(*^▽^*)
3月24日の賄い (タコの皮の炊き込み御飯)
マリネに使用した後のタコの皮を利用した品。
タコの皮、大根の皮、人参の皮、キノコ、ゴボウの切れ端、前日の残りのひじきの煮物を生姜と醤油、酒で炊き込んだもの調理時間15分。1人前約40円。
ポイント①タコの皮と大根の皮は、炊き込む前に湯通しすること。中に入れる具材は冷蔵庫の残り物でOK。きまりはありません。
3分蒸らして、料理店らしく刻んだゆずの皮と菜の花の葉の部分と白ごまを混ぜて出来上がり。
ポイント②ゆずの皮を多めに入れると香りが豊かで、食欲をそそります。
美味しくいただきました。(*^▽^*)
3月25日の賄い (野菜ゴロゴロカレー)
賄いといえばカレーというほど見習いの時にはよく作りましたし、香辛料をブレンドするなど本格的に勉強させられたものです。しかし今は、市販のルーとその日の野菜の切れ端や肉の小間切れで作っています。この日の野菜はスナップエンドウ、赤ピーマン、黄ピーマン、アスパラ、玉ねぎ、ズッキーニ、カブ、菜の花、ロマネスコ、ナス。鶏むねのハムを成型するときに出た端肉と賄いでは定番の豚挽き肉が入ったカレーです。
時には20種類くらいの野菜が入ることも。この一皿で1日の野菜の摂取量は十分!
調理時間15分。1人前約45円。
ポイント①カブやカボチャ、芋などは溶けるため野菜嫌いの子どももOK!色々な野菜を入れても大丈夫なので、冷蔵庫の食品の整理におすすめです。
ポイント②当店では野菜のポタージュなどの残りもカレーに変身させます。カレーの角が取れ、一味違ったカレーが味わえます。野菜の甘みがあるため、またまた子どもにもおすすめです。
3月26日の賄い (人参のポタージュのパスタ)
本日も使用した野菜は切れ端と鶏肉のハムを成型した時に出た端肉と残り物の人参のポタージュ。香りづけにタイムを一振り。調理時間7分。1人前約30円。
ポイント①ポタージュはカボチャ、人参などが適しています。生クリームを入れると本格的な味になります。残念ながら賄いなので生クリームは省略しました(:_;)
今話題のベジブロス。2年前から飲んでいます。
色々な野菜の皮や根、芯などを大量に入れ作っています。エコです。
水から30分煮だし、こして出来上がり。
元電力マンのうんちく。食材のくずなどは、バイオマス発電でも利用しています。バイオマス発電とバイオガス発電は違います。前者は食材のくずなどを燃料とし、蒸気でタービンを回して発電する方式です。後者は、食材のくずからメタンガスを作りそのガスで蒸気を作りタービンを回し、発電する方式です。
3月23日の賄い (メンチカツライス)
本日の賄いは、メンチカツライス。当店のオリジナルです。元々は、旭川の食のイベント、食べマルシェのために考案したものです。5分で閃きました。豚肉のミンチで味付けした調理米を包んで揚げたものです。食べマルシェでは3日間でMAX2100個完売しました。当初はカレー味、ケチャップ味、クリームチーズ味の3種類だけでしたが、出店を続けるうちにトリプルミックス味、フォアグラ醤油バター味、塩昆布おかか味、ゆかり味を開発してきました。残念ながら当店のメニューにはなく、イベントのみの販売となっております。今回は懐かしく、クリームチーズ味とカレー味を賄いで作ってみました。久しぶりで美味しかったなぁ。調理時間は1時間半。
ポイント①クリームチーズ味で使うベシャメルソースの作り方、牛乳は温めたものを少しずつ入れ十分に粉と混ぜ合わせること。最初の1回目が肝心です。粉は薄力粉でも強力粉でも大丈夫ですが、薄力粉を使えば緩いソース、強力粉を使えば固いソースとなります。
料理人となり、数えられないほどの賄いを作り、食べてきました。日々の賄いには食材を無駄にしない知恵や時間を有効に活用する技が詰まっております。賄いという料理が家庭の食卓に花を添えられるヒントになれば大変、うれしく思います。
賄いのテーマはこのあとも定期的に連載していきます。